NGM+その他の欲望

日々のサムシングについてのスクラップブック。

新年

明けた。めでたい。

昨年は6月くらいまでは記憶があるのだけど、それ以降がなんかぼんやりとしている……仕事が特別忙しかったというわけでもないと思うのだけど、でも思い返してみると仕事のことくらいしか思い出せなくて、なんかこう、私生活では貧しい感じだった気がするよ。いけないね。こんなのでは。

というわけでこちらのBlogはぜんぜん更新していなかったのだが、例によって書きかけのメモはいくつかあるので、そのうち時間を遡って更新するかもしれない。しないかもしれない。まあ、どっちでもいいか、そんなこと……。ゲーム日記Blogのほうはそこそこ更新してたかな。なんか適当なことを。

2日なので初夢の話でも書いておくか。弟のところに差出人不明の郵便物が届く。開けて見ると、20メートルくらいの長さの白地のタオルが巻物のように丸められて入っている。繙いてみると、スヌーピーと仲間たちのイラストが入ったデザインなのだが、プリントされたものではなく織られたものだ。しかも、そのイラストは妙に線が崩れていて、各キャラクターの配置もバラバラで素人臭い。誰かはわからないが差出人が織ったものなのではないかという話になる。いくつかのイラストは明らかに何か別の絵のパロディのようなデザインになっているようなので調べると、昭和40年代後半から50年代にかけて人気だったスーパーリアリズムイラストレーターが広告に描いたイラストの構図を引用したものだと判明する。当時であれば誰しもが気づくわかりやすいパロディであったろうが、広告という揮発性のメディアだったことから時代を経るにつれ元ネタが忘れ去られ、パロディの意図が宙に浮いた表現……ということは、このタオルが織られたのはその時代なのだろうか。しかしタオル生地自体に古びたところはひとつもなく、おろしたてのような清潔な匂いさえする。では、今あえて忘れ去られた広告イラストを引用する意図は何なのだ。すでに他界した件のイラストレーターの関係者が何かのメッセージを送ろうとしているのか。それとも……

というところで目が醒めた。差出人の意図は不明のままである。