NGM+その他の欲望

日々のサムシングについてのスクラップブック。

桃井はるこさん

 昨日『アムステルダム・ウェイステッド!』のことについて書いたわけだが、あまりにも映画の内容を覚えてないので悲しくなって(さいきんはほんとうに、ゲーマーとしてだけではなくいろいろなことがロートルなのだー)検索してみた。というか仕事であらすじ書いたんだから自分のHDDを検索すりゃいいのか。今気づいた。まあいい。
 検索でヒットしたページをざーっと見てたら、桃井はるこのプロフィールページに行き着いた。好きな映画の一本に『アムステルダム・ウェイステッド!』をあげていて、ちょっと意外だった。他にも園子温の『自転車吐息』をあげている。
 俺としては桃井はるこアキバ系アイドルオタクという認識しかなかったので、東中野〜中野ラインの人という側面を知って認識を改めた。あ、「よく行く好きな場所」として「秋葉原はじめ電気街、中野。」とも書いてるな。アキバおよび中野系アイドルオタクなのかー。


 その昔、アキバ系=オタク/渋谷系=サブカル、というような文化圏の地理的切り分けがかなり一般的になった頃(夕方のニュース番組の特集でそういう単語がごく普通に使われだしたくらいの頃)、その「ふたつの、相反する」文化圏をいろいろと対比したり、あるいは「あいつらの」文化圏を嘲笑したりする類の言説が妙な熱気を帯びていた(今も最前線、もしくは最果てではそうなのかもしれんが)。そういうのの中で一番くだらねえなあと思ったのは「子供の頃にコロコロコミックを読んでいた人は大人になると渋谷系に、コミックボンボンを読んでいた人はアキバ系になる」というやつ。
 ああーもー秋葉原と渋谷でくだらない喧嘩なんかしてないで、みんな中野に行けばいいじゃないかーちょうどよくカオティックにいろいろあるじゃないかーと俺は思ってたよ。まあ北海道からやってきた人間の言うことなので、東京生まれの人にとってはズレた発言なのかもしれないけど。