GWだが例によってうまく休日を過ごすことができず、しょうがないので二本立ての映画を見に早稲田松竹へ。『再見 また会う日まで』との二本立て。『再見』のほうは開幕5分で寝ることにしたのでなんの感想もない（高校生の頃の僕は映画館で眠ることをとても豊かな時間のすごし方だと思っていて、今回何年ぶりかでまた試してみたが、やっぱりすごく豊かな行為だと思った。ただし、二本立てとかオールナイトじゃないと単なるフテ寝にしかならないので注意が必要だ）。
そこそこよかったけど、この邦題は（悪くはないけど）ちょっと映画のテーマからはずれるかな。原題は「My life without me」。「私がいなくなったあとの（「私」がそうあってほしいと望んだ）人生」を実現するために「しなければならない10のこと」のお話なわけだ。終わり方がまるっきりアニエス・ヴァルダの『幸福』と同じで、ただしその捉え方はネガポジ反転されている。そこは面白かった。
そうそう、久しぶりにマリア・デ・メディロスを見た（美容師役）。昔ファンだったなー。
