NGM+その他の欲望

日々のサムシングについてのスクラップブック。

まさかこんなところで死んでしまうとは

創庫当番(Vectorのゲームレビュー) (情報元:はてなダイアリー - 駄研, note
 タイトルからも想像がつくとおり、『倉庫番』のヴァリアント。と言っても単純なクローンではなく、オリジナルのスタッフが新たなルールを付加して発展させたもの。
 で、その新ルールというのが、「地下置き場」。

最終的に荷物を置く場所にマークの代わりに「1」「2」「3」の数字が振られているのだ(実際にはサイコロの目のような模様で表示されている)。数字はその場所に置くべき荷物の残り数を示しており、荷物を置くたびに数字が小さくなる

 つまり、従来は指定された置き場所にひとつだけ荷物を置けばそれでOKだったのが、複数の荷物を運ばなければならなくなったというわけ。それだけならまあいいんだけど

数字が「2」や「3」のうちは地下の置き場が埋まっていないために大穴が開いており、うっかり通過しようとすると転落して、プレイヤーキャラが死んでしまう。

 えー! 死んじゃうの! 淡々としたルーチンワークのような日常に突如として出現する死の陥穽(文字どおり)!


 以下余談。
 『倉庫番』でゲームオーバーといえば、『倉庫番 in 上九一色村』が思い出される。オウム関係の不謹慎ゲームが大量に出回っていた頃に話題になった、ゲームーオーバーになるとハードディスクをフォーマットしてしまうとかいうアレだ。今でもちょっと検索すればすぐに見つかるけど、この「HDDがポアされる」というある種究極のゲームオーバーフィーチャーが怖いからか、「実際に遊んでみたことはありません」とか「起動するときは @ Your Own Riskで」なんてコメントばかりで、いったいどんなゲームなのか(まあただの倉庫番クローンなんだろうが)、本当にHDDをぶっ壊すのか、どうもわからない。もちろん自分でも試す気にはならないので、これは一種の都市伝説の類なんじゃないかと思ってたこともあった。タイトルだけが一人歩きしていて、いざダウンロードしてもダミーデータだけで中身のない、だけども怖いから誰も起動せず、純粋にバイナリだけが延々と流通している「ゲーム」……まあ「牛の首」みたいなものなんじゃないか、と。
 どこかの雑誌で実際に試した記事を読んだおぼえがあるので、HDDをフォーマットしてしまうのはたぶん本当のことだと思うけどね。