http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0501/26/news045.html
彼女たちは、携帯の画面上で詩を書きつづり、それをそのまま投稿してくる。携帯で読まれる詩だから、行間などにも凝っていると中村氏。上の作品も、行間を多くとることで“間”をとっている。「スクロールしないと次が読めないよう、言葉を並べたりしている」
主題や、あるいは書き手の技量とは別のレイヤーの現象として、インプットデバイスによって表現が変化すること。直接的には関係ないが、以前読んで感銘を受けた、旦敬介の連載記事を思い出した。
The Writing Machine――ウィリアム・S・バロウズ ――(http://www.inscript.co.jp/dan/index.htm)
あと、
中村氏は、ボルテージが運営するサイトのユーザー全体に言えるのは、一昔前の「文学少女」といったウェットな雰囲気が少ないことだという。
「小説を投稿してくるユーザーなどは、多少文科系のにおいもするが、湿ったところがない。むしろ、キャピキャピしたところがある」とした。
とあるけど、ウェットな感じの「文学少女」ってのは昔も今も幻想の存在だと思いました。