NGM+その他の欲望

日々のサムシングについてのスクラップブック。

電車で見かけたNDSとPSP

 徐々に変わっていく日常の風景をメモしとこう、ということで。
 1月の後半くらいから、電車の中でNDS、もしくはPSPで遊んでいる人を何回か見かけた。NDSPSPともに2人ずつだ。思い出せるかぎり、どういう人が遊んでいたかを書いてみよう。

・20代中頃くらいの女性(オタク風)

 NDS。駅のホームにて電車待ち中に。平日の午前中、確か通勤前に直行で用事があった日のことだから、午前11時過ぎくらいか。何をやっていたかはわからないが、ペンでタッチパネルをつついていた。

・20代後半くらいの男性(やり手営業マン風)

 PSP。出勤時の電車の中。たぶん、ヘッドホンで音楽を聴いていた。PSPはポケットの中に入れていたので、最初はMDウォークマンiPodだと思っていた(というか別に珍しい光景じゃあないのでまったく意識していなかった)のだが、電車を降りたときにポケットからPSPを取り出してちょっと操作し、またポケットに入れて去っていった。けっこう驚いた。

・30代後半くらいの女性(買い物帰り?)

 NDS。日曜日の夜10時過ぎくらいに地下鉄で。ごく普通の感じの人。男性・女性を問わずこの年代の人が電車のなかで携帯ゲームをやっているところを見たのは初めてだったので、これもけっこう驚いた。なんか難しそうな表情でペンを走らせていた。

・40代後半くらいの男性(中間管理職風)

 PSP。平日の終電間際の電車。PSPの『リッジレーサーズ』とか『麻雀格闘倶楽部』のCMでおじさんが出てくるけど、まさにああいう感じの人だった。指はあまり忙しく動かしていなかったので、やっぱり『麻雀格闘倶楽部』で遊んでいたのだろうか。30代後半くらいの女性がNDSで遊んでいたときは純粋に驚いたが、この人の場合はあまりにもCMっぽくはまりすぎたので、逆に違和感はなかった。


 GBAのときは子供か20代のオタク風男性がプレイしているところしか見たことがなかったが、NDS/PSPが発売されて急に違う層の人たちを見かけるようになった。購買層のデータで知ってはいても、実際に見かけるとやっぱり驚くし、興味深い。ネットでは「電車で遊んでる人なんて見たことがない」という意見をよく見るので、私の周囲、通勤圏内がたまたまそうだったという可能性は否めないが。まあ発売されて約三ヶ月後の風景の一コマとしてメモっておく。