NGM+その他の欲望

日々のサムシングについてのスクラップブック。

最近のゲー!『シリアス・サム』

 なんか気がついたら、ついこないだ買ったばかりの『シリアス・サム』のプレイ時間が総計で20時間くらいになってたので驚いた。それだけの時間遊んだつもりはぜんぜんないんだが。プレイ後に気持ちいいくらい何も残らないので、どれだけ時間を消費したかがわからなくなってしまうのだ。
 去年後半に最新作『2』が発売されたものの、Demoをやってみたらどうもピンとこなくてスルーした。その『2』の発売にあわせて旧作『シリアス・サム』『同セカンド・エンカウンター』(まあ前編・後編みたいなもの)が年末に廉価版(2500円くらい)で再販されたので、やっぱこっちのほうだろと買い求めたわけだ。
 2001年にリリースされたゲームだが、今でもまったく色褪せない。そりゃまあ、グラフィックのクオリティ的にはもう「古いゲーム」でしかないけど(とはいえ、「絵」としての魅力、オリジナリティは2006年現在でも有効だ)、だだっ広いフィールドを舞台に、地平線の向こうから雲霞のごとく押し寄せる珍妙な姿の敵を、山ほどある弾薬を左クリック押しっぱなしで大量消費しつつぶち殺して回るという、デタラメで豪快でコミカルなゲームプレイの感覚は、このシリーズの旧作以外にはなかなかお目にかかれないものだ。Demoを遊んだ限りでの感想だが、最新作『2』はグラフィックこそ最新のトレンドを取り入れて大幅に強化されたが、どうもフィールドが狭くなってしまったし、敵も「次から次へ」というわけではなくなってしまったようで残念だ。
 「今でもまったく色褪せない」と書いたが、本作のもう一本の目玉であるところのCo-op(多人数での協力プレイ)に関しては、さすがに発売から5年も経っているのでサーバはほとんど立っていない。それでも深夜にログインしてみるとヨーロッパあたりに2、3個立ってたりするので(Pingはひどいものだが)まあなんとか遊べないこともない。
 夜中にだらだら遊んでPCの電源を切った後にも、例の「Ahaaaaaaaaaaaa!!!!!」という叫び声が頭の中で反響している。