NGM+その他の欲望

日々のサムシングについてのスクラップブック。

バイオの力でコントローラを清潔に!

・Nao_uの日記 - 細菌繁殖

上記リンクから察するにゲーム機のコントローラーも細菌の温床になってそうな気が。

 直接的には関係ないが、この記事とリンク先を読んで思い出したこと(前にどこかで書いたかもしれないけど)。スーパーファミコンの情報がそろそろ出始めてきた頃だから、1988年から1989年頃のこと。ゲーム雑誌にさまざまな予想記事が載っていたのだが、その中で子供心に衝撃的な内容のものがあった。任天堂スーパーファミコンの本体やコントローラに、最新のバイオテクノロジーを応用した素材を採用するかもしれない、というものだ。人体から出る汗や脂や垢などの汚れを食べる(=分解する)バクテリアをプラスチックの表面にコーティングすることで、どんなに汚れた手でベタベタと触っても、しばらくするとピカピカの状態に戻っているという画期的なハードになる!……っていう、まあぶっ飛んだ予想記事があったわけですよ。どの雑誌かは忘れたけど。
 まあ今振り返るとジョーク的な穴埋め記事だったんだろうが、当時はちょと怖かったんだよ。もしもコントローラ表面のバクテリアが何らかの条件が重なって……そうだな、たとえば怪我をした指で触って「人の血の味」を覚えてしまったりとか……殺人バクテリアへと突然変異したら、街は大パニックになる! 楽しくゲームをしていたら手に痛みが走り、どうしたのかと思って手元を見るとコントローラを握った両手から白い煙が! あわててコントローラを離したら、掌の皮がコントローラに張り付いてべろんと剥けた! しかもその皮がみるみるうちに消化されていく! ……というわけで、当時テレビで予告編が流れていた『ブロブ〜宇宙からの不明物体〜』(http://kyoto.cool.ne.jp/666_movie/mv032/)に影響された妄想が止まらなかった。あれだよ、冒頭の「爺さんの腕にブロブ付着→腕の肉ズル剥け」シーンみたいな。
 もちろん実際にはそんな大パニックになることもなく、というかそもそもバクテリアがコーティングされることもなかったわけだが、今あえてこう言いたい。この技術が本当に存在するのなら、任天堂SCEAppleはすみやかに各携帯ハードに採用すべきだ。iPod以降の、携帯ハードの表面を鏡面仕上げにしたりポリカーボンで覆ったりするブームには以前から不満だった。だって常に手に持って頻繁に操作される機械なのに、そんな処理をしたら指紋の跡が目だってしょうがないじゃん。使うたびに拭かせたいのか。カバー買えとかいうのはもうほんとにすごい本末転倒だ。アホか。マットにするかシボ入れろ。任天堂だけはさすがに「玩具屋」だけあってそんな見た目の華美さには目もくれず、洗練とは程遠い野暮ったいデザインを敢えて採用するという気概があると思っていたが、DS Liteで思いっきり裏切られた。実物触ってないからもしかしたら違うかもしれんが、あれたぶん指紋目立つよね?*1
 もうこうなったら殺人バクテリアへの突然変異も厭わず、ぜひバイオニックフレームを採用してほしい。次世代携帯機あたりで。べたべた触ってもすぐにピカピカ! スト2やってるわけでもないのに親指の指紋が消えたりとかするけど(しかも両手の)、別にそんなの気にしないよ。FEEEEEEED MEEEEE!!!!
 あとゲームのコントローラ関係のバイオハザードでは以下の記事が衝撃だった。
・おめが?日記 - DCコントローラーに蟻の巣

*1:06.02.20追記:白モデルのモックアップ触った。やっぱり指紋が目立った……。あと、ボタン回りはマット処理なんだが、白だと汚れが目立ちそうだね。ネイビーブルーを買うことにした。