NGM+その他の欲望

日々のサムシングについてのスクラップブック。

湯浅違い

 なんとも奇矯な言動をとるマッシュルーム頭の中年男性をテレビのバラエティー番組などでよく見るようになって、しかもこんなあからさまに変な人なのに「国際弁護士」と名乗っているので、ああこれはきっとカルト的な人気があったベテラン芸人が今になってメジャーな舞台で脚光を浴びるようになったのだなと思ってた。ら、その人の名前は「湯浅卓」だと知る。え、湯浅って……「幻の名盤解放同盟」の? こんな変な人だったのか! と衝撃を受けた。が、もちろんそれは早とちりというか勘違いで、「幻の名盤開放同盟」のほうの人はもちろん湯浅学。湯浅姓と三文字名前であることだけしか覚えてなかったのでごっちゃになったのだ。で、さっきそのことに気付いたのでついでに湯浅卓のことを調べてみたら、ほんとに国際的に活躍する弁護士で、すごい経歴の持ち主だったのでさらに驚いた。知らなかったよ……。
・湯浅卓 - Wikipedia

ロックフェラー・センタービルの売却ではロックフェラー側の代理を務めた。彼の功績によって三菱地所は想定額の約1.5倍の額を支払うことになり、依頼者から多額の報奨を得た(規定により正式な額は明かされなかったが、ある番組調べでは日本円にして2,000億を動かしたといわれている)。
バブル経済の検証では、日本企業がロックフェラーセンターやロンドン市庁を土地神話に付随した莫大金額で購入したことが後の株価暴落に繋がるターニングポイントとなりバブル崩壊が開始したと考えられているが、この点から鑑みると、日本の雪崩的な経済破綻の出発点こそ、湯浅の存在であったと言える。

 いやあ世界にはいろんな人がいるもんだ。