NGM+その他の欲望

日々のサムシングについてのスクラップブック。

マンガレンタルにて

 あいかわらず近所のツタヤのマンガレンタル(10冊一週間で490円)をガンガン利用してるわけですが、これちょっと大丈夫なのかなと思わないでもない。新古書店マンガ喫茶よりも兇悪な気がするんだが。別に映画ソフトみたくレンタル専用商品で店側があらかじめ高い値段で購入してるわけじゃないだろうし。他のツタヤではやってるんだろうかこのサービス。
 まあそれはそれとして、気になるけど買うには到らなかったマンガをまとめて見ておくにはとても都合がいい。『特攻の拓』が面白かったので続けてマガジン/チャンピオンのヤンキーマンガ路線を読んでみようと思うし、意外にも『いちご100%』をかなり感情移入して読んでる自分がいたので(北派)『電影少女』とか『I"s』とかもちゃんと読んでみようと思ってるし(ほんとは『きまぐれオレンジロード』が読みたいのだが見あたらない)、メイドさんが主人公ということでなんとなく読む気にならなかった『エマ』も読んでみたらごく真っ当に面白いし、あと『NANA』もいいかげん読んでみようと思った。
 そんなわけで、以前からタイトルだけ見てこいつはすげえぜ!と思っていた『僕は妹に恋をする』も読んでみた。少女コミック連載作品なわけだけど、ちょっとレディコミ風というか、まあいわゆる「過激」な描写もある感じで、そこはそういうものなので別にいいんだが、これがタイトルまんまガチで近親相姦もので、しかも第一話から何の躊躇もなく兄が妹を襲ってたのでびびった。怖い。恋をするっていうかあんたそれは。
 ええと、この「僕」である兄はちょっと傍若無人な奴で、昔の少女マンガのクリシェであるところの、ちょっとワルぶった同級生に突然キスされて「……なっ!」カーッ(顔面紅潮)→ビンタみたいなのの発展系なのかもしれんのですが、やっぱさあ、もうちょっと悩んだりしようよ。どうぶつか。それで「俺のことが好きならキスしかえせよ」とか迫られて(こわーい!)妹はキスしかえしてしまうんですよ。二段ベッドの下の段で。わたくし、もうここで恐ろしくなって先を読めなくなってしまいました。全国の女子小学生や中学生がこれを読んで股を濡らしているのかと思うと、なんとも言えない気分になってしまいます。かと言って『恋風』みたいな方向性でガチをやられても、やっぱりそれはそれで怖くなってしまうわけですが。難しいですね。