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NGM+その他の欲望

Nightcap Gamer's Memopad, そしてその他諸々についてのサムシング。

のど奥深くまでゴートゥーDMC



 一部で話題になっている若杉公徳のマンガ『デトロイト・メタル・シティ』一巻をやっと読んだ。どこ行っても売ってなくて難儀したのだが、売れているのだろうか。
 過激なデスメタルバンド(?)「デトロイト・メタル・シティDMC)」のボーカル兼ギターのクラウザーII世(通称クラウザーさん)は、その兇悪なパフォーマンスでカリスマ的な崇拝を得ている。だがその正体は、カヒミ・カリィ好きでスウェディッシュ・ポップバンドで音楽活動をしたいと思っている気弱な23歳童貞・根岸。彼の意に反してDMCはどんどん売れていき、根岸は溜め込んだストレスをクラウザーさんとして爆発させ、それがまた新たな伝説を生んでしまう……と素直に粗筋紹介しても面白くないな。一言で言えばボンクラどもと文科系メガネどもへ向けたニッチなギャグマンガだ。とにかくいちいちセリフが素晴らしくてぜんぶ引用してしまいたくなるがやめておこう。この素晴らしいセリフ芸に関しては、インターネット殺人事件(06.05.31)の「マッドアナウンサー」というタームでの解読が面白かった。

デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))

デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))

 ところでここからはまったく僕の個人的な感覚の話になってしまうが(というかこのサイトで書いてることの8割くらいはそうなんだが)、この若杉公徳という作家の絵のタッチ、妙に既視感があった。しかもそれがわりとどす黒い方面の既視感だったのだが……さっきわかったよ。早見純だ。いや、客観的に見て別に似てないんだけど、なんかどうも、個人的な感覚の回路が繋がってしまったみたいだ。DMC読んでる最中、たまに根岸の顔が怖く見えたのはそのせいなんだろうな。関係ないけどGoogleで「早見純」を検索して一番上に出てくるサイトが、実に早見純的に怖くてステキだった。
変態少年―純の幸福な日々 (リターン・フェスティバル)

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純の魂

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