近日創刊予定の『Make』日本版の内容見本PDFがオライリーのサイトで公開されていた(→http://www.oreilly.co.jp/books/4873112982/)。『Make』という雑誌は、なんていうのかなあ、テッキーとかギークの人向けの日曜大工マガジン……というところだろうか。オライリーの紹介文にはこうある。
「モノ」を作り出すテクノロジーが現在のPCと同じように安価に手に入り、専門的な知識がなくても自分の作りたいものを容易に作ることができる時代が近づいています。
オープンソースがソフトウェアの世界を変えたように、「工業の個人化」と「ハードウェアハッキング可能な機器の普及」によって変わるテクノロジーと私たちとの関係を伝えるのが『Make』です(英語版は季刊誌として発行されていますが、日本語版は英語版を再構成した書籍シリーズとして刊行されます)。
PDFを見てみると、古いビデオデッキを改造した猫用の自動給餌機の作り方や、生きたゴキブリによって制御されるロボットなんかが紹介されていた。面白い。僕はテッキーでもギークでもないただの文系ボンクラだが、こういうインクレディブルマシーンじみたガジェットは好きなので、雑誌が出たらちょっと買ってみようと思う。
あと、ビデオゲーム関連では、例の「PONGMECHANIK」(『PONG』を完全に機械化して再現したもの。電子部品は使ってない)を作った人のインタビューも載っているようだ。
PONGといえば「PONG時計」ってのもあったな。安かったら欲しいんだけど。
Make: Technology on Your Time Volume 01
- 作者: オライリー・ジャパン
- 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
- 発売日: 2006/08/24
- メディア: 大型本
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