有楽町で用事を済ませてから、昼飯を食ってなかったので久住昌之/谷口ジロー『孤独のグルメ』的な感覚でガード下のカレーうどん屋台に入る。妻とふたり、無言で食べる。心の中で(「普通だ……」「さっきの天丼屋のほうが良かったかな……」)という台詞が浮かび、けっこう『孤独のグルメ』っぽくなったので満足した。
有楽座で『スネーク・フライト』を鑑賞。しかし今年はほんとに映画をぜんぜん見てないな。映画館に来るのも久しぶりだ。映画のほうは期待どおり、見終わったあとにほんとに何も残らない、理想的なポップコーンムービーだった。ディスカウントチケット屋で前売りを1250円で買ったのも良かった。1800円だとちょっとナニかな、とは思う。何百匹もの毒蛇がジャンボ機の中で大暴れするというお話そのものがばかばかしいんだけど、真の見所はラスト15分。あの展開が面白すぎる。サミュエル・L・ジャクソンも実に楽しそうだ。この映画のあのシーンは、『ディープ・ブルー』(サメ映画のほうのやつ)で「生きるために戦うんだ!」とか力強く説教たれてる最中に唐突にサメに喰われるシーンと並ぶ、サミュエル・L・ジャクソンのベストバウトだと思う、個人的には。
ところで予告編で『どろろ』が流れていたけど、なんかひどいね。『ドラゴンヘッド』に続く妻夫木聡のベストバウトになるんじゃないだろうか。妻夫木聡と柴崎コウが「どろろー!」「ひゃっきー!」と叫ぶシーンはいい感じに塩が利いているのでよろしくお願いいたします。
家帰ってご飯食べてちょっと仕事したあと風呂入って寝る。
↓『スネーク・フライト』スタッフロールで流れてたビデオクリップ。
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