そういえば去年もこれくらいの忙しい時期に日記的記述を一週間やってみたんだよな。一週間ぽっちでもかなり辛かったけど(リーマンの日常なぞ、平日には何も書くことがない)。忙しい時期だとなんかそんな気分になるのかもしれないが、今年もとりあえず一週間くらい日記的記述をやってみよう。これを毎年一週間くらいずつ続けると我が人生の定点観測的効果が出るかもしれない。出たところでどうだという気もするが。
金曜日だ。クソ忙しい週だったが、なんとか〆切りに間に合わせることができそうな見通しがたった夕方頃、月曜〆切りだってのに突然取引会社様から大規模な修正作業が必要な要望がきてさすがの俺も一瞬だけ殺意を抱いた。Twitterのログを引用するならこうだ。
その瞬間、俺の殺意がオーバーキル。
なんか少年マンガ誌的な表現の殺意の波動が同心円状にシュバっと広がってそれに触れた者の肉体が灰となって吹き飛ばされ骨だけが残る世紀末的ビジョン。
目は赤く光る(残像つき)。
だが電話一本で解決したので今はとてもすがすがしい気分です。
というわけで結局電話で解決した。電話は素晴らしい仕事ツール。LifeHack:キツい要望をメールで伝えられたら、電話してなんとなくナアナアでやり過ごすと良い。
とはいえその対応時間のぶんだけ作業時間が削られたので残業して処理。途中、スティーブ・ブシェミに似てることで有名な甘木君からメールが来て、処分するつもりなんだけど浜丘麻矢のグラビアが載ってる昔の週プレいらね? とのことだったので、これこれこういう表紙のやつなら持ってると返信したところずばりその号だった。ところで『新生 トイレの花子さん』の写真集は持ってないかね。
帰宅。CSのどこかの局でGS映画特集をやってるらしく、ジュリーのファンである妻が録画している。そんなわけで昨日はザ・タイガースの映画(田舎のDQN高校生グループが家出して東京に出てきて無銭飲食したりヒモになったりする。担任の西村晃はモンスターペアレンツに責任転嫁され、彼らを連れ戻すよう命じられる)を見たんだが今日はザ・テンプターズの映画『涙のあとに微笑みを』。妻曰く、萩原健一の役名が「山口」とかちゃんとあるのに、劇中で普通に「ショーケン」とみんなに呼ばれてるのが妙に面白いんだそうだ。ふむん。タイトルバック、ショーケンの見てる夢って設定なんだが、気味の悪い怪物の落書きアニメと実写の合成で、その怪物からショーケンがひたすら逃げるところにスタッフ、キャストのスーパーがかぶさる。妙な映像だ。あとショーケンは鳩を飼ってるんだが、それがカラーひよこみたいに真っ黄色に塗られてて酷い。映画の冒頭で鳩は死に、以降は霊体となってブルーバック合成でショーケンの周りをバタバタ飛んだりするんだけど、そこも妙な映像だったなあ。酒呑んでたからあまりよく覚えてないけど。
それを見終わったあとに『ザ・ソプラノズ』を見る。第二シーズン、19話か20話。殿様賭博のエピソード。しかしこのドラマは面白いなあ。これと『グレイズ・アナトミー』が楽しみなおかげでこの卑しい世界を生きていられる。
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