NGM+その他の欲望

日々のサムシングについてのスクラップブック。

ピンボールその後

 さて先日の……と言ってもすでに昨年の更新になってしまったが、ピンボール話の続きだ。
 11月末に川崎のDICEで現役稼動しているピンボールを見つけたはいいものの、年末はちょっと仕事が混んでくるので、その後は行けずじまいだった。で、サターンの『ラストグラディエーター』か『ネクロノミコン』でも久々に遊ぶかーと思ったが段ボールの奥から取り出すのが億劫だったので、手近に転がっていたゲームボーイの『ポケモンピンボール』を手に取った。そうそう、これけっこういい出来だったよなー、などと思い出しつつ何年ぶりかでプレイしてみたら……ああ、これはピンボールを「ビデオゲーム」として再構築したという意味ではいい出来だけど、今遊びたいのはこういうのじゃなくってもっとシミュレーター寄りのやつなんだよなあと思い直した。あれだ、なんか粘性の高い液体が詰まった台で玉をはじいている感覚なんだよな『ポケモンピンボール』は。ところでGBA*1はどうだったのかな。
 さて、ではやっぱり段ボールの奥を引っ掻き回すかと考えていたところ、そういやXbox Live Arcadeで『Pinball FX』ってのが配信されてたのを思い出した。さっそくダウンロードしてプレイ。うん、これだこれだ。シミュレーターだ。こういうので遊びたかったのだ。
 最初から入っている3つの台のほかにも、追加コンテンツとしていくつかの台が配信されているし(こないだ配信された、カプコンとコラボしたスパIIXの台がなかなか面白い)、これは末永く遊べそうだ。やっぱ寝る前の一杯、ナイトキャップ的に遊ぶにはこういったゲームがいいよね。
 ……で、これ書いてるうちに思い出したんだが(今日は思い出してばっかりだ)、このPCには『マイクロソフト ピンボール アーケード』をインストールしていたのだった。ゴットリーブの歴代の台7つが収録されたこのソフト、98年リリースなので今プレイすると玉の挙動にちょっと違和感があるんだが、70年代や60年代の台が遊べるのは楽しい。いかにも“ピンボール”って感じだ。いつか俺も、自宅にピンボールの台を置けるような身分になりたいもんだ……メンテがたいへんそうだけどさ。
 でもあれなんだよね、海外のゲームディベロッパーのオフィス探訪記事なんかを読んでると、リラクゼーションスペースにピンボールを設置してるところが多い気がするんだよね。いいよなあそういう環境。そうそう、先日のエントリでid:hiyokoyaさんが残してくれたコメントによれば、ヨーロッパのカフェやレストランではけっこうピンボールを置いてるとこがあるっていうし、日本でももっとそういうところが増えればいいなあと思います。Beeとかダーツバー系のお店にはけっこう置いてるみたいだけどね。そういうコンセプトの飲食店のほうが、ゲーセンよりも置きやすいんだろうな。