コンピューターゲーム、そしてネットゲーム黎明期について、リチャード・ギャリオット、ジョン・カーマック、ジョン・ロメロらのキーパーソンの証言をもとに紐解くノンフィクション、『ダンジョンズ&ドリーマーズ ネットゲームコミュニティの誕生』(ブラッド・キング/ジョン・ボーランド 著)が邦訳刊行されたのが2013年末。なんと今年でもう15年も前なのだが、今でもまったく色褪せない面白さを持つ本であることは確か。
このたび、訳者である平松徹氏がこの本の邦訳PDF化し、無料で公開したとのこと(無料版PDFとは別に、カンパということで100円で購入できる版のPDFもある)。
2004年にソフトバンクパブリッシング(現SBクリエイティブ)から刊行された『ダンジョンズ&ドリーマーズ』の無償PDFです。
2018年に同社から著作権を返してもらい、原著者のBrad King氏より日本での配布を許諾していただいたので、当時のレイアウトを変え、独自にPDF化しました。
というわけで、すでに新品は市場にはないだろうから、未読の方はこの機会にぜひPDFで読んでみてほしい(そしてなにがしか得るものがあればぜひカンパを)。初版刊行当時、私が書いた感想文は以下のエントリにまとめてあるので参考までに。