NGM+その他の欲望

日々のサムシングについてのスクラップブック。

語感で操る今時のギャル業界用語

http://www.shibukei.com/teenslab/2005/01/21/

「元々、ギャル達の流行語は一部の友達間で発生するため、「○○高校の何年何組でだけ流行っている」というような内輪だけの言葉も多いのだそうだ。上記の調査も、200人を対象にしていながら1位の言葉を挙げたのはたったの6人で、流行語としての認識にはかなりバラツキがあることがわかる。少数派意見の中に「ちゃけば」(2人)という言葉があった。これはティーン誌「egg」などで頻繁に使われている言葉で、3、4年前に流行った「ぶっちゃけ」から進化した「ぶっちゃければ」あるいは「ぶっちゃけ話」が略されて「ちゃけば」になったと言われている。同じような省略系では「とっけんな」というものもあり、これは自分につっこみを入れる時に語尾に付ける「とか言って、ふざけんな」が略されたものだそうだが、これも一部のギャルの間でしか使われていないようだ。上記の調査でランキングされた「G」は、「学校」の省略であるという説があるが、中山さんにも正しい意味はよくわからないという。「ギャルの子達が目上の人と話す時は、きちんと敬語が使えるわけではないが、それなりに気を遣って話す。そのため、たとえギャルの子達と接していても、仲間内で使っているような言葉を耳にする機会は意外と少ない」(中山さん)そうだ。

センター街にいた7、8人のギャルの集団に話し掛けてみた。彼女たちは「ラブ・キッス」と「テンプテーション」という2つのギャルサー(ギャル・サークル)に所属している。そのうちの1人が「最近は『俄然ぶち上げにゃんにゃん!』が流行ってる。やばいくらいテンションが高い時に使う。ちなみに『あげあげ』はもう古い!」と言う。ちなみに「にゃんにゃん」に意味はなく、何でも語尾に「にゃんにゃん」と付けるのが可愛いからという理由だ。「『たしかに』って同意する時は『た、しかし』って言ったり、とにかく『し』をよく付ける。謝る時は『ごめんしー』とか」という話も。特に意味はなくても、独自の言葉は仲間内での会話を盛り上げ、楽しさを増すという効果があるようだ。

 面白い。もっとやれ。