NGM+その他の欲望

日々のサムシングについてのスクラップブック。

ネットで広がる都市伝説風知識

・砂上のバラック - 敵の援軍は54億3千万!挑むはGoogle!
 PCゲーム『BURAI』のキャッチコピーが、Googleの検索結果によって「敵は56億7千万、挑むは8人!」と誤って広まってしまったという話。面白い。間違って広まってしまった元のサイトの人によれば、本当のキャッチコピーは「敵は二億四千万、挑むは八匹の狼たち!!」とのことだが、「56億7千万」というワードのほうがインパクト大である、というのも誤って広まった一因ではあるのだろうな(「二億四千万」も十分にインパクトのあるワードだけど)。
 トリビア的な知識は聞きかじりの人ほど他人に話したくなるものなので(もちろん僕自身もそうだ)、今回のように、意図的ではないにせよ誤った知識が広まるという事例は、きっとたくさんあるはずだ。それで思い出したのが、ある古参のネットワーカー(あえて名前は書かない)が以前日記で書いていたエピソード。その人はパソ通時代に、古今東西の有名人の誕生日データベースを作って公開した。そのときにちょっとしたいたずら心で、当時つきあっていた彼女の誕生日も登録したのだそうだ。そのデータベースはさまざまなところに転載され、多くの人が参照し、自作のカレンダーソフトなどに組み込まれた。その結果、現在でも個人サイトの「今日生まれた有名人」というような記述に、まったく無名の人物である昔の彼女の名前が挙がっていることがあるという。
 ……ちょっといい話ではあるけど、昔の彼女さんにとっては迷惑かな。