NGM+その他の欲望

日々のサムシングについてのスクラップブック。

入眠儀式としての『ナイトレイド』

 任天堂のプレスカンファレンス中継を見ていたらなんだか興奮して寝付けなかったので、とりあえずなんでもいいからゲームをして気を静めようと思いゲーム棚から『ナイトレイド』を引っぱり出した。なんでここで『ナイトレイド』を選ぶのかよくわからんが。とにかくそういう気分だったのだ。どういう気分だよ。
 で、ハグランチャー時の「ファイア!」という妙にアッパーなSEを聴いているとそれに反比例するようにクールダウンというか、ゲーム熱が冷めてきたのでぐっすり眠れた。よしよし。
 しかし『ナイトレイド』はSEだけじゃなく画面全体がアッパーというかアシッドだよな。どうやったらあんな色彩設計にしようという結論になるのか。わからん。あえて深夜しか作業しない(昼間は寝てる)という開発方針だったりとか、法に触れるものをバクバク喰いながらやっつけたとか、そういうのだったらどうしよう。
 あと、本作で特筆すべきなのはやっぱラスボスのネーミングセンス。南極大陸に設置された巨大コンピュータなんだが、名前が「バティンボ」っていうの。バティンボだぜバティンボ。脳味噌のどこをどう捻ればこんな単語が沸き出すというのか。むしろ何か外国語だったりするんだろうか。他にも「リスタル」、「ツタ・リスタル」、「リスタル・ズッキース」、「グルマーハ」、「ツタ・グルマーハ」、「グルマーハ・グルマーハ」、「ヤッコー」、「サッカー」、「コーラ」、「ディカム」、「オートゥーン」、「ウォ」、「デュカリオン」、「イデ・ヴァカ」、「イデ・ケーシ」とかすごいセンスの名前ばっかだ。彼岸からの言葉。(参考:http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/game/etc/library/ps/na/20021010gamlib004004000c.html
 すごいネーミングセンスのボス敵といえば『魂斗羅』シリーズの「天王鬼ギャバ」「奴隷獣タカ」「天王創魔心ゴメラモスキング」とかもすごいけど、あれはまだ理詰めというか、ネーミング決定までの思考の流れを想像できるものだった。だけど『ナイトレイド』のはまったく想像できない。たぶん思考の流れとかじゃなくてダイレクトに受信してるね。宇宙とかから。

ナイトレイド

ナイトレイド