NGM+その他の欲望

日々のサムシングについてのスクラップブック。

文化レベルについて

 休みだ。文化の日だ。しかし終日家でごろごろしていた。俺の文化レベルなどこの程度のものだ。
 今週はエスパー清田君が麻薬取締法違反で逮捕されてしまったので、この機会に『マインドシーカー』を真面目にプレイしてクリアしようかとちょっと思ったんだけど、ROMカセットが見つからず断念。そのうち挑戦したい。しかしこのゲーム(?)のデバッグってたいへんだったろうなー。下手すると精神的にかなり危ない状態まで追い込まれそうだ。
 ところで、僕は清田君が一世を風靡した頃にはまだ生まれていない。だから実際の出演番組などは見たことがないんだけど、Wikipediaの記述によれば

1974年にユリ・ゲラーが話題になったのを機に全国で見出された超能力少年少女たちの一人。
彼らの多くがトリックを暴かれるなどして姿を消していった中で、今現在、何らかの形で(その機会は数少ないながらも)メディア出演等といった表舞台で活動していると言えるのは彼一人のみである。なお、少年時代に超能力ではなくトリックを使っているところを見破られ、その手口の一部始終をTVで放映されてしまったことがあるが、これについて本人は「プレッシャーなどからたまたまインチキをしてしまっただけで、普段は超能力で曲げており、自分が超能力者であることは間違いない」旨を主張している。一方で、一時期は腕力でスプーンを曲げていたこともあったと認めていたことがあるともされる。
Wikipedia - 清田益章 強調部分は引用者)

 ってことがあったらしい。これはちょっと酷いなあ。「超能力少年」とさんざんおだてあげといて、テレビ番組の中でインチキを暴くってのは……全国民の前で晒し者にしちゃうわけだ、多感な時期の子供を。彼ら彼女らのその後の人生のことを思うと慄然とする。まあみんなトリックを使ってたんだとは思うけどさ、別にそれを番組の中で暴くことはないだろう。相手は子供なんだから。清田君はなんとか今までサバイブしてきたわけだが、サバイブできなかった少年少女たちのその後はどうなったんだろう……森達也『職業欄はエスパー』でも読むか。
 ……唐突だが、90年代初頭にやっていたNHKニューウェーブドラマシリーズをまとめてもう一回見たい。どういう連想かというと、超能力少年少女→そういえば石田ひかりがヒロイン役をやってる超能力少年が主人公の映画があった。ビデオのジャケットが捩れたスプーンの写真のやつ→そうそう、『あいつ』ってタイトルだ→『あいつ』を撮ったのは元NHKのディレクターで、前の年にやってたニューウェーブドラマシリーズの一編『ネコノトピア・ネコノマニア』が話題になって映画デビューって流れだったはずだ→ニューウェーブドラマシリーズって今見ると絶対気恥ずかしい感じのが多そうだけど、でもそういうのって大事だよね……という連想。ええとね、『ネコノトピア・ネコノマニア』ってドラマは工藤夕貴真木蔵人が主演で、正直なところ当時はあまりピンとこなくて、どんな話だったかまったく覚えていないんだけど、最後にふたりが無人の交差点のど真ん中でダイ・インするシーンと、あと確か途中で工藤夕貴のえらく無防備なパンチラがあったところだけ覚えている。つまりパンチラのことだけを覚えている。それが俺にとってのニューウェーブで、つまり俺の文化レベルなどその程度のものだということだ。ああまたどうでもいいこと書いてるな。そしてこの記述は11/9の午前2時半ころに書いていて、この連想はその時点でのものなのでまったく11/3の日記としては間違っている。