NGM+その他の欲望

日々のサムシングについてのスクラップブック。

『Gears of War』やっと届いた

 やっとこさ『Gears of War』アジア版がPlayAsya.comから届いた。って、もう今週日本語版が発売されちゃうんだけど。
 やっと、と言ってもプレアジの発送手続きが遅いとかじゃなくて僕が悪い。こないだも書いたけど、去年の11月末にアジア版がプレアジに入荷したと同時くらいにオーダーしたものの、同時発送で『Last Hope』も頼んじゃったのが失敗だったんだよなー。仕事が忙しい時期だったんですぐに届いても遊べないし、あの時点では『Last Hope』が12月発売ってアナウンスされてたのでその時期に一緒に送ってもらうのでいいだろうと思ったのだ。結局今に至るも『Last Hope』はリリースされず、このままだとGoWが届くのもいつになるのかわからんので一回キャンセルして改めて注文し直したのだった。
 アジア版は日本版の360本体でも問題なく動くんだけど全編英語。まああんまりストーリーの細かいニュアンスがどうこうというゲームでもないし、基本的にとても親切にプレイヤーを誘導するゲームなので問題なし*1
 まだ始めたばかりで2面の序盤、映画『ピッチブラック』そっくりのシチュエーションになるとこ*2までと対戦を十回ほどだけど、いやこりゃ面白い。ガチムチで汗臭そうなおっさんのものすごく描き込まれたテクスチャが、どうしても「あーはいはい洋ゲー好きの人用のゲームねーマッシブでブラッドアンドガッツねー」的な反応をされてしまいそうだが、そういう第一印象はひとまずおいて、まずは一度試してみてほしい。とても洗練されたプレイフィールを与えてくれるゲームだ。ストレスを感じる部分がほとんどない(物陰に隠れて攻撃するのが基本というタイプのTPSに慣れてない人は、突進して速攻で死んでしまい「難しいじゃん!」と思うかもしれないが、慌てないあわてない)。確かEAの偉い人が「みんな褒めてるけどGoWに革新的な部分なんて何もねえじゃん」って発言してたと思うけど、ゲームシステムに関する限りそれは本当だ。革新的な部分はないけど、いいとこ取りで実に丁寧に磨いてある。海外では200万本以上売れてるわけで、それだけ売れるってことは最初からちゃんと戦略的にメガヒットを狙った「超大作」なわけで、エッジの立った・立ちすぎた要素を盛り込むわけがなく、なるべく多くの人が楽しめるようなセンでまとめてくるのは当たり前と言えば当たり前だ。ハードもジャンルも違うけど、『ゴッド・オブ・ウォー』がそうだったように「丁寧」なゲームと言える。どっちもGoWだし。
 とりあえず、360ユーザーだったら一度試しに遊んでみるといいんじゃなかろうか。残念ながらCEROでZ指定(18歳以上推奨)のため、店頭の試遊台でデモされることはない*3。試しにプレイといってもなかなか難しいかもしれないけど、まあそこんとこはなんとかアレしておくれ。そしてあのおっかないバーサーカーが雌(らしい)ってことに驚いておくれ。
 しかし今現在、コンソールも携帯機もひっくるめて、ゲームゲームしたゲームに関しては360が圧倒的に勢いあるな。ピニャータも面白そうだな。

*1:ただし本体の言語設定を日本語にしていると、一部の英語台詞が再生されないという不具合があるのでそこは注意

*2:かなり笑えた

*3:CERO Z指定タイトルは、基本的に不特定多数の目に触れるところでのデモは行えない取り決め。