07年のTGSで発表されたマーベラスエンターテイメントのADV『レイニーウッズ』(PS3)。そのときに公開されたトレーラーがあまりにもアレで爆笑したので当時のエントリで触れた。あのエントリでは敢えてどこらへんがアレなのかは明言しなかったのだけど、さすがにもう時効だろう。誰が見てもわかると思うが、デヴィッド・リンチの超ストレートなパクリだったのだ。ひねり一切なしでいっそ清々しい。GameTrailers.comにまだ残っているから見て欲しい。僕は特に最後のところで爆笑した。
海外でも同様のツッコミ多数だったのでさすがに問題あると判断したか、しばらく続報はなかった。で、どうやら今年の夏頃に北米で発表された『Deadly Premonition』ってのが『レイニーウッズ』を仕切り直したものらしいんだな、北米公式サイトにあるPVを見る限りでは。赤い部屋の双子の小人は天使になったのねー、とか、なんか純粋なADVってよりはバイオ4タイプのTPSになってる? とかいろいろ思うところはあるが、まだプロジェクトは生きていたようで嬉しい限りだ。
で、先日ついに日本での発売も決定した。日本版のタイトルは『Red Seeds Profile(レッド シーズ プロファイル)』となるようだ(→ファミ通の紹介記事)。
で、パッケージデザインも公開されていたんだけど、これ見たとき、どうも既視感があったんですわ。なんかこう、この感じ……モヤモヤと……。
で、わかった。これ、WHDジャパンのDVDジャケットみたいじゃない?
WHDジャパンは、パブリックドメインになった名作映画や、カルト/マイナー系SF・ホラー映画の低価格DVDをリリースしている会社。出すタイトルがタイトルなだけにろくな絵素材がないらしく、ジャケットはいつも劇中のシーンをちゃっちゃとコラージュしたような、いかにも「安い」デザインだ。
こんな感じ。ね、このスカッと安い感じ、いいでしょう? チープないかがわしさが堪らないでしょう? それでこの流れのまま『Red Seeds Profile』のパッケージビジュアルをここに並べても違和感ないんじゃない……
すごくそれっぽくない? いやこれちょっとすごくないか。ていうか、敢えてこのセン狙ってやってないか?(間違ってたらごめん) だとしたら……正直気に入った! その挑戦受けて立つぜ! ということで『Red Seeds Profile』は購入リストに追加。
- 出版社/メーカー: マーベラスエンターテイメント
- 発売日: 2010/03/11
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