NGM+その他の欲望

日々のサムシングについてのスクラップブック。

steamのホリデーセールで買った2本『Killing Floor』と『Torchlight』

 明けましておめでとうございます。昨年は引越やらなんやらであんまり更新できなかったこのBlogですが、今年はもう少し頻繁に更新してみようかなーと思っています。まあ毎年そんなこと考えているんですが。
 昨年末はsteamのホリデーシーズン大安売りにいろいろと思うところありました。デジタル配信なので小売りとは違って価格を柔軟に設定できるとわかってはいても、steamのセールにはいつも驚きを禁じ得ません。大手家電量販店のワゴンセールとは違った意味で、何かこう、感覚が麻痺してしまいます。確かにリリースされたのは一年ほど前のタイトルだけど、ものすごく制作費がかかった大作のはずなのに10ドルで売っちゃうの……というのは、コンテンツの小売りと密接に関係する業務を現在の生業としている私の個人的な感慨とか危機感とか諸々のアレも混じっているのではありますが、でもやっぱり、一人のユーザーとしても純粋に驚きなのです。いやはや。とりあえず、GAME Watchのこの記事を参考に『Killing Floor』を、Twitterとかmixiでの諸氏の情報を参考に『Torchlight』を買いました。どちらも元々フルプライスのゲームではないとはいえ、二つ合わせて18ドル弱で買えました。恐ろしい話です……。
 『Killing Floor』は、簡単に言うと『Gears of War 2』にあった【HORDE】モードと『Call of Duty: World at War』のNazi Zombieモードを合体させたようなゲームです。あまり広くない固定マップで、周期的に襲ってくるゾンビというかクリーチャーの大群(Wave)を複数人のプレイヤーで迎え撃つという内容。Wave終了後、倒したゾンビの数に応じて貯まったお金で武器や防具や弾薬を買って次のWaveに備える、という流れです。これに各種職業による能力の違いや、プレイ内容に応じたレベルアップなどが絡んできます。
 元々フルプライスタイトルではないので、ぶっちゃけ全体的なチープさは否めません。ちょっと感覚的な話になりますが、各種ゲームポータルで提供されている韓国産のオンラインFPSやTPSを想起させるような手触りです。なんというんですかね、必要なものはちゃんと揃えられているが、それを洗練させることにはあまり興味がない、という感じ。ただこれは、強度ではなく速度を選んだ、という方向性の問題なので、それが悪いというわけではありません。寝る前にチャッチャと遊べる、良いゲームだと思います。個人的には『LEFT 4 DEAD』にあまりピンとこなくて、同時期に出たゲームのオンライン協力プレイでは前述のGoW2の【HORDE】とCoD: WaWのNazi Zombieモードのほうが気に入っていたので、この『Killing Floor』はとても楽しくプレイできました。
 一方の『Torchlight』は、一言で述べるとDiabloフォロワー。前にも書いたかもしれないけれど定期的にハック&スラッシュ系のゲームがやりたくなるので購入しました。各所のレビューではオンラインプレイがないのが唯一の欠点と言われていますが、僕個人はDiabloゲーにオンライン要素はあまり求めていないので別にいいかなーという感じです。こちらはまだプレイしていないので感想はまた今度。