NGM+その他の欲望

日々のサムシングについてのスクラップブック。

AOUショー2011


 そうだ、AOUショーに行っていたのだった。もう一週間以上前の話になってしまったが。
 ここ数年はTGSなどの大規模なゲームショーに行っていない。久しぶりに何かそういうイベントに行ってみるのもいいかと思って足を運んだのだが、強風による京葉線の大幅な遅延・運休により、計画よりも会場到着が遅れてしまった。あまり詳しく見たり遊んだりはできなかったのだけど、簡単にメモは残しておこう。

    • セガ……大型液晶で裸眼立体視を実現した『レッツゴーアイランド3D』はキャッチーだった。前作はショッピングセンターのゲームコーナーで稼働しているところをよく目にし、いわゆるゲーマー層以外の広い客層にリーチしていたと思う。カップルとか親子連れでやってるとこをよく見た。裸眼立体視というわかりやすいトレンドを取り入れた本作も、そういうユーザーには強くアピールできるのではないだろうか。立体視を取り入れたゲームは他社でもいくつか見られたが、専用ゴーグルを装着するものがほとんどだったので、裸眼で大画面というのはインパクトある。
    • コナミ……メダルゲーム『アニマロッタ』で、PSPiPhone(のブラウザ)でゲームが遊べるWi-Fiリンク機能を搭載していたのが興味深かった。Wi-Fiリンクターミナルにメダルを投入、PSPiPhoneなどのWi-Fi機器をリンクさせることで遊べる。こういった大型メダルマシンは、遊んでいる人が長時間席を占有するので遊べないことが多いが、これで席待ちや別のゲームをしているときに並行して、等の自由なプレイスタイルが確立できる、という狙いだそうだ(ゲームの進行状況は実機に引き継げる)。『ラブプラス』関係のもろもろも何種類か出てたが、どうなんだろうなー。俺はさすがにゲーセンでは遊べないな。
    • 同様の試みはタイトーが「NESiCAxLive」(ネシカクロスライブ)ですでに先行し、中小規模のメーカー、デベロッパーが参加している(NESiCAはゲーム配信システムも絡めた、システムとしてはバナパスポートより規模の大きい、ドラスティックな提案だが)。参加企業は主に2D対戦格闘やシューティングを制作しているので、大規模ゲーム用のバナパスポート、昔ながらのビデオゲームのネシカ、という棲み分けになるのかね。しかしネシカ対応筐体ってあまり見たことないんだな(というかほとんど『ブレイブルー』専用になってるよね今のところ)。ネシカ対応の新作ゲームがタイトーブースにいくつか展示されていたが、同人シューティングで数年前に一部で話題になった『exception』のアーケード版が展示されていた。
  • 見逃したのだが、後でWebのレポートを読んでみると以前紹介したiPhoneアプリ『Touch the Numbers』のアーケード版が出展されていたようだ。参考出展なのかどうか知らないけど、見た目は完全にそのままなんだよなー(→Game Watchの記事参照)。さすがにストレート移植では1回100円は取れないと思うんだけど。


過去のAOUショーメモ→2006年2005年