なんか職人っぽいからとかそういう頭悪い理由で、隙あらば「無理筋」という言葉を使うようにしている。自分内流行語。ちょっときつめの案件がきたり、他部署とのやり取りでトラぶったときなどに使う。「そいつぁ無理筋ですよ」。「無理筋」という言葉自体もいいが、「そいつぁ」というように「つぁ」のところをちょいと職人っぽく搾り出すように。ただ、過度に苦々しく言うとただ文句を言ってるだけに聞こえるので、ニュアンスとしては苦笑い、しょうがねぇなあもうレベルで（どちらにせよ、その無理筋を通さなければならないので）。あと、後輩を諌めるときにも使える。「お前さん、そりゃあ無理筋ってもんだ」ってな具合だ。「お前さん」が重要。ゆっくり言うと「なにこいつ若旦那気取りキモ！」と思われるのでなるべく早口で。でも「そりゃあ」のところは伸ばす。「そりゃあー」くらいの気持ちで。
