2000年代前半に大流行した会員制SNSの「mixi」が、10年前の日記を知人に通知するキャンペーンを始めた。12月5日以降「忘れたい黒歴史が晒されてしまうのでは?」と危惧する声が相次いでいる。
■それは大変。でも実態は……
話題になっているmixiの特設サイト「ASIAN KUNG-FU GENERATION × mixi」これは、ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジカン)」とのコラボ企画のキャンペーンを指す。同バンドが2004年に出した2枚目のアルバム「ソルファ」の再レコーディング盤を11月30日に発売したことに合わせて、特設ページ上にmixiユーザー自身と、自身と友人設定をしている「マイミク」の2004年ごろの日記を表示している。
なお、ページに表示される日記はユーザーごとに異なり、設定されている公開範囲を越えて日記が公開されることはないという。実態を知ったmixiユーザーからは「大騒ぎするほどではない」と冷静な声も出ている。
TwitterのマイTLではそれほど騒いでいる人はいなかったが、昔のものを振り返るのはわりと好きなのでかなり久々にmixiにログインしてみた。PASSを忘れてたよ。
まあ2003年頃から書いてるこのBlogをまだ続けてるくらいなので、別に昔の日記を改めて公開されても特に恥ずかしいところはない。だが、すでに故人となってしまった人とのやり取りなんかが出てくると、いろいろと胸に去来するものがあるな。
で、いくつか見てたら、2005年の元旦に鶴見線の海芝浦駅*1で初日の出を見たという日記があった。当時持ってた機種名も忘れた安いデジカメ(確か33万画素とかだったはず)で撮影した写真が貼られていて、日記のタイトルが「セカイ・海芝浦」だった。その日記に付いてたマイミクとのやり取りを見る限り、当時は正直「セカイ系」っていう言葉の意味をよくわかってなかったと思うのだが、写真を見ると、これは今なら新海マコティックとでも表現すべき光景なのかなと思ったので、メモ代わりに貼っておく。どうやら元画像がローカルのHDDからも失われているっぽいので。
到着してすぐ。なんとなくノリで行ったのだが、同じことを考えた人がそこそこいたようで、ホームには10人前後はいたように思う。曇ってて初日の出は拝めなさそう……と落胆してたのだが……
雲間から徐々に光が差してきてこんな光景に。この後、本格的に太陽が出てきたときは本当に神々しい光景になったので写真撮るどころじゃなかった(と、当時の日記に書いてる)。
関係ないけど、『君の名は。』はまだ見ていない。さすがにそろそろ見に行くか。